• 肩こりへの「鍵」はここにある

1. 血流の改善・自然治癒能力の向上 

筋肉が緊張していると、血管が圧迫され血流が妨げられます。これにより、酸素や栄養素が全身に行き渡らず筋肉に疲労が溜まります。そこで筋肉をほぐすことで、血流が改善され、酸素や栄養素が効率よく筋肉に届けられることで柔軟性が向上し、自然治癒能力が機能して行きます。自分自身で治す力が増えれば、痛みや不調がより早くなくなって行きます。*自然治癒能力とは・・・体の中にある、自己再生能力のこと。

 2.柔軟性の向上・怪我の予防

硬さが伴うことで自然と動きが鈍くなり怪我をしやすくなります。そこで、ほぐしを継続していく事で柔軟性が上がり今まで出来ない動作や日常生活で歩くスピードが速くなったりと良い事満載です。ですが皆さん、日常で硬くしてしまう不良姿勢を思い浮かべる事で大変難しいようで、今回は私がご紹介を致します!

現代で多い不良姿勢一覧⇩⇩

・片方に荷物を持つ

・寝る時片側を下にして寝ている

・寝る前に携帯をいじる

・うつ伏せで作業している

電車のドア付近で壁に寄もたれかかる

家のソファに背中を預ける姿勢

パソコンをする時の台と目線の高さがあっていない

スマホを見るときに首が直角に下を向いている

電車で足を組む

家の床生活でお姉さん座りをしてしまう

枕を使わない

階段に使うことが少ない

何もないところでつまずく

靴の踵がすり減ったまま

サンダルをよく履く

寝ながらテレビを見る

などです。どうですか?当てはまりませんか?

3. 姿勢の改善と痛みの軽減 

痛み:特定の筋肉に過度な負担をかけ、筋肉の不均衡を引き起こした状態で長時間過ごす事で筋肉内に、痛みを感じる不純物を溜めすぎた結果、不純物が限界に達してそれを神経を通して脳で痛みを感じ取る。これが一連の流れです。また、痛みが日常で継続的に起こる事で、頭痛や痺れなどに不快な症状が発生します。現在、もしその様な状態になっている人は一刻も早く「姿勢の改善をする事」or「施術を受け筋肉をほぐす」を受診するべきです。

痛みは、精神面でも大きな影響を与えます。それは、どんな場面か?私の経験談として、昔接骨院に勤めていた時に親子が来店されました。お母さんは、体が痛く顔が怖く、お子さんにも厳しい対応していました。施術が終わった後にお子さんが恐る恐る、表情を覗き込み一言「お菓子が欲しい」と言った際に、お母様はとびっきりの笑顔で「いいよ!買いに行こう」と言われました。

4.リラクゼーションの確立

人がリラックスするには、体を興奮させる神経である交感神経を抑えリラックス作用の副交感神経を活発化させないと行けません。その為に行うことは「緊張感を少なくする」ことです。筋肉をほぐせば、血流が変わり副交感神経が優位になり、変わった分だけリラックス効果が得られます。これは、副産物としての影響で心拍数の安定、呼吸のリズムをそろえる、全身のリラクゼーションを促進し、嫌なストレスを軽減するのに役立ちます。特に深呼吸を伴うストレッチや、ゆっくりとしたマッサージは、更に心身を落ち着かせる効果が望めます。

5.メンタルフォーカスの向上

筋肉が緩んでいる状態は、脳への酸素供給が円滑になり、精神的な集中力や注意力が高まることにつながります。これにより、仕事や学習におけるパフォーマンスが向上し、より効率的に目標に取り組むことができるようになります。

6. 感情の調整と幸福感の増加

筋肉をほぐす過程で、皮膚に物理的な刺激を加えることで、その刺激を脳が「心地よい」と感じる事で幸せホルモンであるセロトニンやエンドルフィンを感じる事で出来ます。また、2つのホルモンは免疫機能を向上させて風邪をひきにくくしたり、睡眠の質を高めめ眠りを良くしたり、消化機能を高め便通の改善にも役立つホルモンです。なので、「筋肉をほぐす」という簡単な行為一つとっても、体への副産物としての良い影響が計り知れない可能性を秘めています。

セルフメンテナンス方法

  • マインドフルネス

マインドフルネスとは、簡単に言えば瞑想です。瞑想と聞くと難しく考える人もいますが、現在の瞬間に意識を集中させる事で、無駄な思考や感情から解放される事で気持ちが落ち着くことを指します。ここでいくつかやり方を教えます。

マインドフル・ウォーキング

  • やり方: 歩くとき、足が地面に触れる感覚や、風が肌に当たる感じに意識を向けます。ゆっくりと歩きながら体の感覚に集中します。
  • 効果: 身体と心のつながりを感じ、リフレッシュします。

・ボディスキャン

  • やり方: 仰向けになり、頭からつま先まで、体の各部分に順番に意識を向けます。どこに緊張があるか、リラックスできているかを感じ取ります。
  • 効果: 身体の緊張を和らげ、リラックス効果と逆に痛みや不調を早く感じる事が出来ます。

・感情に気づく

  • やり方: 何か感情が湧いてきたとき、その感情に名前をつけて、ただその感情を観察します。無理に変えようとせず、そのままの感情を受け入れます。
  • 効果: 自分の感情に対する理解が深まり、感情をコントロールしやすくなります。

また、この方法で自分をコントロールしながら、実際に筋肉をほぐすプロセスに組み合わせれば、より深いリラクゼーションが体験する事が出来ます。たとえば、ストレッチ中に自分の呼吸や筋肉の感覚に集中することで、筋肉の緊張を取れやすくします。

4. 温冷交代浴

温冷交代浴は、温水と冷水を交互に浴びることで血流を促進し、筋肉のリラクゼーションを助ける方法です。まず、温度を上げる行為で血管を広げて次に冷やす行為で血管を縮めるこの方法を繰り返し行うことで血管の中の不純物も一緒に循環に戻すことが出来ます。また、繰り返すことで結果的に体温が上がるので体へ良い事づくしです。

社会的なメリット

筋肉をほぐすことには、個人の健康を超えた社会的なメリットも存在します。驚きですよね?現代で、個の要素が強くなる一歩で昔みたいに強制的に社会との繋がりを持たないといけない訳ではありません。逆に個になる事で、自信がつき新しい可能性を身言い出している人も居るのも確かです。コロナの時期から考えると、一人で居ることへのストレスが積み重なり社会からも断絶された想いを感じて何をしても楽しくなく孤独になっている人もいるはずです。そんな人でも、施術を受ける事だけで改善の余地があるなんで素晴らしい事ですのでお伝えして行きます。

職場でのパフォーマンス向上

筋肉がリラックスしていると、自然と集中力が高まり、業務も進みやすくなりそれによって仕事を残してしまうというストレスから解放されます。

この状況が複数生み出されれば、職場全体の生産性が上がり、チームの士気も向上する事が望めます。特にデスクワークが多い職場では、定期的に筋肉をほぐすためのストレッチや軽い運動を取り入れるような福利厚生を検討するのも良いでしょう。

家庭内のコミュニケーション向上

筋肉をほぐす事がどのように家庭内のコミュニュケーションに関わってくるのか?家庭内では日々皆さんがお互いの事を考えながら生活をしています。ですがどこまで行っても赤の他人なので、仕事や育児のストレスなどあるとつい円滑なコミュニュケーションが取れません。そこで、まず「資本」である体の緊張感をとる事で「気持ち的な余裕」を作り出します。さすれば、話し合いや声掛けなどが優しくなりお互いの信頼関係がうまくいく事間違いなしです。

社会的なつながりの強化

社会的な繋がりと大それた事を書きましたが、上記のな内容にも繋がっています。体がリラックすることで自身に余裕が出るので、他者に対してもオープンで親しみやすい態度が取れるようになります。人は笑顔がるところ、優しさがある所に集まります。なので総合的に社会的なつながりが強化され、コミュニティ全体の幸福感が向上します。

いかがでしたでしょうか?私が専門としているのは、肩こりですがその原因というのはすごく複雑な要素が絡みあい成り立っています。だからこそ、今回は皆さんがイメージしやすい「筋肉をほぐす」ことに関して様々な観点から利点をブログにしてみました!

では、また次回のブログでお会いしましょう!


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